共に暮らし 支え合う社会へ

2012年1月11日 13時54分 | カテゴリー: メッセージ/神奈川ネット情報紙 視点より

 新しい年を迎えました。
 間もなく、東日本大震災の発生から1年。被災地ではいまだ困難な状況が続いています。福島第一原子力発電所の事故によって放出された放射性物質による汚染は、大気、土壌、海洋、食糧へと広がり続けています。私たちは、こうした現実に向き合い、より安全なエネルギー供給を可能とする社会へ転換をしていかなければなりません。

 昨年末、政府は、東日本大震災からの復旧・復興を掲げ、財政再建と社会保障の安定財源確保を謳った「社会保障と税の一体改革」の原案をまとめ消費税増税に舵を切りました。未来への投資を求めるにあたっては、説明責任を果たし、制度や政治への信頼を高める一層の努力が求められます。
 また、持続可能な社会保障制度を実現するためには、若い世代が抱える困難を社会全体で支援しなければなりません。今こそ新しい概念で公共を拡げ、誰も排除しない包摂型の地域社会づくりをめざし活動してきた市民セクターとネットワークして、若者たちの自立に向けた生活支援と就労支援を一体的に進めることが必要です。
 4月には、改正後の介護保険制度もスタートします。また、子ども・子育て新システムに係る議論も大詰めを迎えます。神奈川の地で実践されてきた多くの市民事業の「セーフティネットモデル」を制度化する視点を持ち、現場からの政策提案に取組みます。

  2012年、神奈川ネットは、東北地方に思いを馳せ、大震災の教訓を忘れることなく、共に暮らし、支え合う社会をめざし地域の政治に向き合っていきます。

【神奈川ネット情報紙 No.316新春メッセージより】
 神奈川ネット共同代表 若林智子(ネット青葉/県議)
            石川寿美(ネット鎌倉/市議)