政治主導を進める原動力は 一人ひとりの実践

2010年6月11日 14時13分 | カテゴリー: 神奈川ネットワーク運動の見解

 政権交代から8ヵ月。鳩山前首相の辞任を受け、菅首相による新内閣が誕生しました。低迷を続けた民主党支持率も一気に回復するなど、首相交代効果が言われています。
 しかし退陣の直接的な原因となった基地問題や政治とお金といった問題については、なんら具体的解決策が示されたわけではありません。

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 政権交代後の鳩山前首相は政治主導をうたい、地域主権、東アジア共同体の構築、新しい公共といったビジョンを掲げました。しかし、その実現には8ヵ月という期間はあまりにも短く、また、自公政権の時代から積み残された課題とともに、長年にわたる官僚支配から脱け出すにも多くの困難があったはずです。
 一方、事業仕分けなどの新たな取り組みでは、これまで見えなかった既得権や天下りの実態が明らかになりました。また、これらの取り組みに自由なインターネット中継を可能にし、多様な情報を市民が手にすることができました。

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 今回の辞任騒ぎは、参議院選挙を控えてマスコミや市民の厳しい評価を気にする政党内部の議論が優先された結果でもあります。
 政党の事情で動く内向きな政治を、どう評価するのか、政局ではなく政策的な解決にどれだけ取り組むか、市民自身も情報を取捨選択し、参院選に生かしていくことが必要です。有権者も問われています。

 私たちは、評論家でもなく、傍観者でもありません。これからも、ローカルパーティとして、地域を軸に政治への参加をひろげ、自治する力を高めていく実践を大事にします。
 政治主導を進める原動力は、私たち一人ひとりの実践です。

【神奈川ネット情報紙 No.297】
  神奈川ネット共同代表 若林智子(ネット青葉/横浜市議)