政治主導を進める原動力は一人ひとりの実践

2010年6月7日 16時08分 | カテゴリー: 神奈川ネットワーク運動の見解

政権交代から8ヵ月。鳩山前総理の辞任を受け、菅政権が誕生しました。低迷を続けた民主党支持率も一気に回復するなど、首相交代効果が言われています。
 しかし、前政権の退陣の直接的な原因となった基地問題や政治とお金といった問題については、なんら具体的解決策が示されたわけではありません。
 鳩山前政権が、地域主権、東アジア共同体の構築、新しい公共といったビジョンを掲げたものの、その実現に向けては、8ヵ月という期間はあまりにも短く、また、自公政権の時代から積み残された課題とともに、永年に渡る官僚支配を脱するにも多くの困難があったはずです。
 前首相の辞任は、参議院選挙を控え、マスコミや市民の厳しい評価を危惧する声に押され、政党、組織の議論が優先された結果でもあります。
 政党の事情で動く内向きな政治を、どう評価するのか、あるいは基地問題を沖縄だけの問題にせずどう向き合うのか、有権者も問われています。

 私たちは、評論家でもなく、傍観者でもありません。これからも、ローカルパーティとして、地域を軸に政治に参加する市民をひろげ、自治する力を高めていく実践を大事にします。
 政治主導を進める原動力は、私たち一人ひとりの実践です。

           神奈川ネット共同代表 若林智子(横浜市議会議員)