アジアとの交流〜韓国でのフィールドトリップを実施(8/21〜24)

2005年9月16日 13時11分 | カテゴリー: 活動報告

 神奈川ネットワーク運動では、8/19〜21まで開催された「日韓市民社会フォーラム2005」に参加するとともに、独自のフィールドトリップを企画し、韓国に息づく市民運動との交流研修を行いました。

●8/21「梨花女子大学女性リーダーシップセンター訪問・交流」
 韓国の女性政策は、戸主制廃止など、めまぐるしく進んでいます。韓国の女性のエンパワメントを後押ししているのは何?という期待をもって、センターを訪問しました。
 センターでは、政治家、公務員、企業、NPOの4つの領域で活動する女性向けの講座を用意し、2003年9月から2005年6月までの間に340人の修了生を輩出してきました。
 各分野で10年間程度継続した活動をしてきた女性たちが、日ごろの自分の役割から離れて、今やっていることが未来の10年にどう活きるのか、活かすのかを考える時間を持てるようプログラムしています。個人のスキルアップではなく、社会のパラダイム転換を目指す人のためのもの。
 教育は、100年の計というけれど、創立119年の梨花女子大学は、一貫して女性たちのエンパワメントに取り組んでいます。
★写真:チョン・ヒョン前院長のレクチャーの様子

●8/22〜23「環境農業と共同体づくり〜ホンソン郡ホンドンミョンの実践」
 1960年代に、プルム農業学校を創設し、この学校から、アイガモ農法による米作りなどの環境保全型農業が村に普及。農村の女性問題に取り組む「農村女性センター」「カッコル子どもの家」「プルム生協」などを次々生み出しながら共同体づくりを実践してきた現場を訪問。
 キーパーソンは、ホン・スンミョンさんを始め、ホンドンミョンに根付いて教育に携わる人々です。
 韓国では、ソウルとその近郊に人口が集中し、農村部の過疎化が深刻ですが、この、ホンドンミョンだけは例外。帰農の希望者が多く、転入したくても空き家がないという状況です。
★写真:ホンソンの環境農業教育館で、夜遅くまで交流。カッコル子どもの家で

●8/24「ソウル市マッポ区の「ソンミ山の人々」との交流」
 人口40万人のマッポ区にあるソンミ山周辺の地域に住む人々の都市型市民の共同体づくり。
 7家族の共同保育からスタートし、学校づくりや、働く女性たちのための惣菜づくり「まちの台所」事業、市民の資金を出し合っての代案学校、車の保守点検をする「車の病院」そしてマッポ生活共同組合づくりへと展開。周辺の人々が親しんできた「ソンミ山」の開発問題が起きたとき、これを止める運動に大勢の人たちが参加し、開発中止に追い込みました。
 私達も、ひと時、このソンミ山の散歩コースで、森林浴をしました。
★写真:ソンミ山を散歩