2003年衆議院選挙を終えて 「市民の力と行動で政治改革を」

2004年9月11日 17時27分 | カテゴリー: 活動報告

代表 村田邦子
 2003年の総選挙が終わりました。
 自民不振、民主躍進、しかし与党は安定多数で政権は継続という結果、2大政党の時代がやってきた、と言われています。
 神奈川NETでは、この衆院選で、ローカルパーティとして政権交代の可能性に寄与することをめざし、「政治とお金の問題」などの主要な政治・政策テーマによる政治契約を持って、県内で10人の候補者を推薦・支持し、そのうち7人が当選しました。

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 この選挙では、民主党は自由党との合併、マニフェスト選挙、仮想内閣の閣僚案など、マス・メディアを巧に使って、2大政党のイメージを有権者に一定程度浸透させ、政権交代への期待感が高まったかに思えました。しかし、ふたを開ければ、県内の投票率は戦後22回の選挙の中でもワースト3という低さです。
 結果的には、いまだに市民の政治改革への期待や信頼が、高まりきらなかったといえます。
 選挙間近にできた民主・自由合併政党への政策的な信頼も、まだこれからです。小泉首相の政治改革といいながらのワンフレーズ・パフォーマンス政治とリーダーシップもこの間危うさを見せています。
 政権交代は政党が政策を競い合い、それを市民が選択するというのが本来の民主主義ですが、今回はマニフェストを提起することで、その一歩は踏み出されました。今後は、各政党・議員一人一人に、マニフェストが、選挙目当ての一過性のものではなかったことを問うていくことが必要です。
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 神奈川ネットワーク運動(NET)は、折りしも、今回の総選挙投票日の前日に、「市民社会チャレンジ基金」フォーラムを開催しました。
 この基金は、政治への個人寄付の意思を社会化し、NETの政治活動に生かすだけにとどまらず、日本の政治とお金の関係をかえて、市民社会を強くするためにNETが創出したものです。
 選挙後、経団連会長は、政治献金を2大政党に配分する案を示唆していると報道されました。これでは、政権交代がたとえあったとしても、政・官・業の鉄のトライアングル構造は根本では変わらないことになります。
 私たちNETは、本当の意味での政治改革を国政政党だけに任せるのではなく、市民ひとりひとりの力とその行動によって実践していきます。